はじめに|証券口座がなければ投資は始まらない
株式投資を始めるには、まず「証券口座」を開設する必要があります。証券口座とは、株や投資信託などを買ったり売ったりするための「投資専用のお財布」のようなもの。
今の時代、スマホひとつで簡単に口座開設できますが、どこの証券会社を選ぶかで、使いやすさ・手数料・取扱商品の多さなどに大きな差が出ます。
この記事では、20代の初心者におすすめの証券会社をわかりやすく紹介しながら、証券口座の選び方や複数口座のメリットについても詳しく解説していきます!
1. 絶対に外せない3つの証券会社
✅ 楽天証券|ポイント投資が魅力!
楽天証券は、楽天グループが提供する大手ネット証券です。
- 楽天ポイントで投資できる!
- 投資信託の品ぞろえが非常に豊富
- 楽天カードと連携すれば、積立投資でもポイントが貯まる
特に「楽天経済圏」にいる人には相性抜群。日々のお買い物で貯まったポイントをそのまま投資に使えるので、投資のハードルがグッと下がります。
✅ SBI証券|圧倒的な商品数と低コスト!
SBI証券は、初心者から上級者まで幅広く支持されているネット証券です。
- 株式、投資信託、債券、外貨など取扱商品が非常に豊富
- 主要ネット証券の中でも業界最安クラスの手数料
- 「Tポイント」でも投資ができる
また、「SBI新生銀行」との連携も強く、資金移動がスムーズです。コストを意識するならまず選びたい1社です。
✅ 松井証券|100年以上の歴史を持つ老舗ネット証券
- 1日50万円までの現物株取引なら手数料が無料
- シンプルで見やすい取引画面が初心者にやさしい
- 積立NISAやiDeCoも対応
少額取引が中心の20代には非常にありがたい「少額手数料無料」の制度があります。少額でコツコツ投資を始めたい方にぴったり!
2. 使いやすさ重視で選ぶならこの2社!
✅ 三菱UFJ eスマート証券|初心者に寄り添うUI
三菱UFJフィナンシャル・グループが提供する「eスマート証券」は、スマホ完結型の操作性と安心感が魅力。
- MUFGの安心感とブランド力
- UI/UXが洗練されており、スマホでの操作がとにかく快適
- 投資信託に特化しているため、初心者向き
情報も簡潔で見やすく、迷うことなく投資を始められる設計です。
✅ マネックス証券|分析ツールの豊富さが売り
- 企業分析ツール「銘柄スカウター」が超優秀!
- 個別株の研究をしたい人に最適
- 海外株(特に米国株)の取扱いも豊富
分析好きな方や、ゆくゆくは本格的に株式投資をやってみたい方におすすめです。特に米国株にチャレンジしたい方は、ここ一択とも言えます。
3. 証券会社の手数料比較(2025年最新版)
証券会社 | 国内株式(1日50万円まで) | 米国株手数料 | 投信積立 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
楽天証券 | 無料 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 毎月100円〜 | 楽天ポイントで投資可 |
SBI証券 | 無料 | 同上 | 毎月100円〜 | Tポイント投資も可能 |
松井証券 | 無料 | 取り扱いなし | 毎月100円〜 | UIがシンプルで見やすい |
マネックス証券 | 約定代金の0.1%〜 | 同上 | 毎月100円〜 | 銘柄スカウターが秀逸 |
三菱UFJ eスマート | 無料 | 非対応 | 毎月100円〜 | 投資信託に特化・UI良好 |
※2025年4月時点。手数料体系は変更になる可能性があります。
4. 複数の証券口座を持つメリット
「証券口座は1つで十分では?」と思われるかもしれませんが、実は複数口座を持つことで大きなメリットがあります。
✅ メリット①:目的別に使い分けられる
- 楽天証券:ポイント投資+積立NISA
- SBI証券:日本株+米国株メイン
- マネックス証券:米国株の本格分析
用途に応じて使い分けると、管理もラクになり戦略的な投資が可能です。
✅ メリット②:ツールや情報源の多様化
- 各社独自の分析ツールが使える
- 銘柄の見方・おすすめが異なる
- 視点を増やすことで投資判断の精度がアップ!
✅ メリット③:システムトラブルのリスク分散
一つの証券会社で障害が発生した場合、もう一つの口座で取引できるなどのバックアップとしても機能します。
まとめ|まずは1社、気になるなら2社開設でもOK!
投資初心者にとって最初の一歩である「証券口座の開設」。難しく考える必要はありませんが、自分の投資スタイルや生活スタイルに合わせた選び方が大切です。
💡 おすすめの選び方まとめ
- 日常で楽天ポイントをよく使う → 楽天証券
- 手数料を抑えたい → SBI証券 or 松井証券
- スマホで操作したい → 三菱UFJ eスマート証券
- 本格的な銘柄分析がしたい → マネックス証券
まずは気軽に1つ開設して、実際に触ってみることをおすすめします。そして必要を感じたら、もう1つ2つと口座を増やしていけばOK!
20代で証券口座を開設して、少額でも「資産を育てる経験」を積んでいきましょう!