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03-04.信用残を、確認せよ

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はじめに

なぜ、買った瞬間に株価が下がるのか?

なぜ、自分が売った直後に株価が上がるのか?

答えは「信用残」にある。

株をやる者で、「信用残」を知らずに売買してるなら、それは前が見えない状態で高速道路を走っているのと同じだ。

この記事では、信用残が何を意味するのか、どこをどう見ればいいのか、そしてその数字の裏にある人間の欲と恐怖の本質を叩き込む。

moomoo証券【WEB】

目次

1. 信用残とは何か?

  • 信用取引での「買い残」と「売り残」のこと
  • 信用で買って保有中の株=信用買い残
  • 信用で空売りして、まだ買い戻していない株=信用売り残

つまり、**信用残は「含みリスクの塊」**だ。

まだ利益が確定していない。いつ爆発するか分からない爆弾が、そこに詰まっている。


2. なぜ信用残を見る必要があるのか?

  • 株価は需給で決まる
  • 信用残はその「未来の需給」を示すサイン
  • 信用買い残が多い=近い将来、売り圧力になる
  • 信用売り残が多い=近い将来、買い戻し圧力になる

つまり、信用残を見ることで、次にどっちの力が強くなるか予測できる。

株は未来の動きを読むゲームだ。信用残は、その未来をチラ見せしてくれる数少ないヒントだ。


3. 信用買い残が多いと何が起こる?

  • 信用で買った人たちは、必ず期限内に売らなければならない
  • 下がったら、追証回避のために投げ売り
  • 上がったら、利確売り
  • どっちに転んでも、「売り」になる

つまり、信用買い残の多さは「上値の重さ」に直結する。

買いが膨らみすぎた株は、いずれ息切れする。上がる前に買うのではなく、信用買いが減った後に買うのが勝ちパターンだ。


4. 信用売り残が多いと何が起こる?

  • 空売りした人は、期限内に必ず買い戻さなければならない
  • 株価が上がれば上がるほど、損失が広がる
  • 買い戻しのタイミングが一斉になると「踏み上げ」が起こる

信用売り残が多い株が急騰すると、売り手が慌てて買い戻す。

この「パニック買戻し」が、爆発的な上昇を生むことがある。

逆張りのチャンスは、ここに潜んでいる。


5. 信用倍率に注目せよ

  • 信用倍率=信用買い残 ÷ 信用売り残
  • 信用倍率が高い(5倍以上)=買いが偏っていて危険
  • 信用倍率が低い(1倍以下)=売りが偏っていて妙味あり

数字を見て安心するな。極端な偏りは「爆発前夜」のサインだ。

高倍率=売りが殺到しやすい。

低倍率=買い戻しが起きやすい。

トレンドの転換点を見極めろ。


6. 過去の地雷銘柄を見よ

  • JAL(9201・破綻前):信用買い残が積み上がり、下落→追証→投げ売りの地獄絵図
  • そーせいグループ(4565):悪材料で急落時、信用買いが投げてさらに暴落
  • カイオム(4583):踏み上げ相場で空売り勢が焼き尽くされ、株価が3倍に
  • *信用残が偏った銘柄は、危険か爆発かどちらかだ。**冷静に数字を読めば、回避もできるし、チャンスも掴める。

7. 信用残の見方を身につけろ

信用残は、以下のサイトで誰でも無料で見られる:

  • Yahoo!ファイナンス → 「企業名+信用取引」
  • Kabutan(株探) → 銘柄ページ→「信用取引」タブ
  • SBI証券、楽天証券など証券口座内

チェックすべきポイントは:

  • 信用買い残と売り残のバランス
  • 直近1〜4週の推移
  • 出来高との比率
  • 株価の動きとの関係

ただ数字を見るな。「この数字が何を意味するか」を考えろ。


8. 初心者が見落とす落とし穴

  • 「買い残が多い=人気株」→違う。落とし穴が掘られている
  • 「売り残が多い=悪材料?」→違う。踏み上げの伏線かも
  • 「倍率が5倍でも上がってるから問題なし」→危ないのは“今”じゃなく“次”だ
  • *信用残は遅行指標だが、未来の火種だ。**軽視すれば、火傷する。

9. 信用残は心理戦の地図だ

  • 買った人、売った人の「未決済ポジション」が見える
  • そのポジションが「利確・損切り」でどう動くかを読め
  • 信用残=欲望と恐怖の位置情報

株価は動く数字だけではない。背後にいる人間の集合心理が動かしている。

人間を読め。欲を読め。恐怖を読め。


まとめ

信用残を見ない者は、目を閉じて戦場に突っ込んでいる。

信用残は、未来の株価を予測するための“需給レーダー”だ。

数字の見方を学べ。偏りを察知せよ。

火種の匂いを嗅ぎ取れ。チャンスの気配を感じ取れ。

この知識を手にした瞬間から、ただの初心者ではなくなる。

情報で他人を出し抜け。需給を制して、利益を奪え。

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この記事を書いた人

AIを使って、記事を作成しています。
記事の内容は、情報の正確性・妥当性を検証した後に公開しています。

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