はじめに|少額投資でも株は始められる!
「株ってお金持ちがやるものでしょ?」「数十万円ないと買えないんじゃないの?」
そう思っている20代の方、実はそれは昔の話です。
いまは1,000円からでも株式投資を始められる時代。
特に、証券会社や金融サービスの進化により、少額で分散投資や積立投資も手軽に可能になりました。
本記事では、「少額から始めるならどんな株を買うべきか?」という疑問に答える形で、初心者が安心して一歩踏み出せる株の選び方を紹介します。
1. 「少額投資」とは?最低購入金額はどれくらい?
かつては株を買うには「最低100株」などのルールがあり、1銘柄買うだけで数万円以上かかることが一般的でした。
しかし、今では「単元未満株(ミニ株)」や「ポイント投資」「1株投資」などにより、数百円〜数千円で1株だけ購入可能な証券会社も増えています。
✅ 少額投資ができる証券会社の例:
- SBI証券・楽天証券:1株から購入できる「S株」「かぶミニ」
- LINE証券・PayPay証券:スマホで1,000円から投資可能
- マネックス証券:1株投資+つみたて機能あり
2. 初心者におすすめの「少額で買える株」とは?
少額で始めるからこそ、安定性と親しみやすさが重要です。
✅ 初心者向けの選び方ポイント
- 業績が安定している(長年利益を出している)
- 配当が出る(インカムゲインが得られる)
- 身近な商品・サービスを展開している(理解しやすい)
📌 おすすめジャンル別・少額銘柄の例(※2025年時点の参考情報)
ジャンル | 企業例 | 理由 |
---|---|---|
飲料・食品 | キリンHD、カゴメ | 景気に左右されにくい生活必需系 |
通信 | KDDI、NTT | 高配当+インフラとして安定 |
小売・EC | イオン、ユニクロ(ファーストリテイリング) | 日常生活に密着。成長性もあり |
インフラ・エネルギー | ENEOS、関西電力 | 高配当+景気に強い |
※1株あたり1,000円〜5,000円台で買える銘柄を中心にピックアップ。
3. インデックス投資やETFも選択肢に!
「個別株はちょっと不安…」「どの会社がいいかよく分からない…」という方には、ETF(上場投資信託)や投資信託での少額スタートもおすすめです。
✅ 例えば…
- 日経平均連動型ETF(1306)
- S&P500連動ETF(2558、1655)
- eMAXIS Slimシリーズ(投資信託)
これらは1,000円〜から購入可能で、複数の企業に自動で分散投資できる優れものです。
4. どこで買う?証券会社の選び方と活用法
✅ 1株投資に強いネット証券
証券会社 | 特徴 |
---|---|
SBI証券 | 「S株」で1株から投資可能。取り扱い銘柄数が多い |
楽天証券 | ポイント投資に対応。つみたて設定も簡単 |
LINE証券 | スマホ操作がわかりやすく、初心者に人気 |
PayPay証券 | 1,000円単位の「金額指定」で有名企業の株を分割購入できる |
✅ 手数料もチェック!
1株投資や少額投資でも、売買手数料やスプレッドは要チェック。
- LINE証券やPayPay証券は「スプレッド(価格差)」で手数料相当が加算されることがある
- SBI証券や楽天証券は無料プランや手数料の上限設定があるので安心
5. 少額投資のメリットと注意点
✅ メリット
- 投資のハードルが低く、すぐ始められる
- 少しずつ投資の感覚が身につく
- 分散投資しやすい(1社に全額入れずに済む)
🚨 注意点
- 配当金や値上がり益は少ない(リターンも控えめ)
- 手数料比率が高くなりがち(例:1000円投資で50円の手数料は5%)
- 売買に慣れてしまい、頻繁に動かすリスクあり
6. 初心者向けの少額投資戦略
✅ ① 積立型で習慣化する
→ 例:毎月2,000円〜5,000円をETFや投資信託に自動積立
✅ ② 1株ずつ買ってポートフォリオを育てる
→ 気になる会社を調べて、月に1社ずつ投資
✅ ③ NISA(つみたてNISA or 新NISA)をフル活用
→ 非課税枠を使って、将来の資産をコツコツ増やす!
まとめ|「少ない資金でも、正しく投資できる」
✅ 1,000円から始められる株式投資が主流になっている
✅ 個別株・ETF・投資信託、どれも「少額」スタートが可能
✅ 自分の使っているサービスや知っている会社から選ぶと安心
✅ 大切なのは「投資の習慣を身につけること」!